先日16インチMacBook Proを購入して、その際保護フィルムをネットで購入したんですが、大失敗しました…。
レビューを見てみて、問題ないだろうと思って購入したものが、そもそも画面サイズが合わない。
これではお話にならないので、再度保護フィルムを購入しました。
そこで、いろいろ見てみると保護フィルムにもいろんな種類や性能があり、そのデメリット・メリットがあるのでそれを紹介しつつ、改めて自分が買った物も紹介したいと思います。
MacBookに保護フィルムは必要か?
スマホの様に、常に画面が剥き出しというわでもないので、そもそもMacBookに保護フィルムは必要なの?と、思う方もいるかもしれませんが、実は結構傷がつきます。
写真は以前使っていた2013年モデルの13インチMacBook Proです。
約7年前に購入し保護フィルムを貼ったのですが、若干ですが汚れやキズがあります。
ちょっとした弾みで画面に傷がついてしまうと、修理だけでも何十万ということにもなりかねません。
その保険もかねて、数千円で保険をかける意味でも貼っておいて損はないと思います。
自分が保護フィルムに求める条件
自分の要求としては大きく2点、「画面の色は変えたくない」「ボケた画面にしたくない」ということがあります。
Web制作や写真の編集もこのMacBook Proを使っているので、なるべくフィルムを貼る前後の色感は一緒にしておきたいというのがあります。
性能もいろいろありますが、まずはこの2点に絞って購入するものを考えてみたいと思います。
種類
保護フィルムは大きく分けると、「保護フィルム」と「ガラスフィルム」の2種類に分かれます。
これらの違いは「素材」です。
PET素材とはポリエチレンテレフタレート(Polyethylene terephthalate)というポリエステルの一種。ペットボトルにも使用されている素材ですね。
ガラスフィルムはその名の通りガラスからつくられています。それぞれの種類ごとに付属する性能なども変わってきます。
保護フィルム(PET素材)とガラスフィルムの比較
素材 | メリット | デメリット |
保護フィルム (PET素材) |
・安価で購入できる ・フイルムが薄い ・貼り直し可能 |
・気泡が入りやすい ・耐衝撃の性能がガラスより劣る |
ガラスフィルム | ・耐衝撃性能が優秀 ・気泡が入りにくく、貼りやすい ・指紋がつきづらい |
・保護フィルムより高価 ・フィルムが厚い |
それぞれメリットデメリットがあります。
今回はMacBook Proに貼るものなので、保護フィルム(PET素材)にしようと思います。
ガラスフィルムを選ばなかった理由としては、指紋がつくわけでもないというのと、フィルムの厚さが気になるという点です。
性能
フィルムにも様々な性能があります。自分の作業するる内容、環境によって選ぶといいと思います。
ブルーライトカット
目の疲れの原因となるブルーライトをカットしてくれるので、長時間画面をみる方にはおすすめ。
ただし、若干黄色味がかった色味になるので、色にこだわる人にはおすすめしません。
アンチグレア
さらさらとした質感が特徴で、汚れがつきづらいのが特徴。また太陽光などの反射も抑えてくれます。
ただし、解像度が落ちた様に見えるので注意が必要。
覗き見防止機能
覗き見防止機能はプライバシーフィルムとも呼ばれています。
画面を正面以外から見えづらくする加工がしてあり、カフェなど周りに人がいる環境で作業する場合、画面をのぞき見られるリスクを減らすことができます。
ただし、画面が少し黒くなってしまうのが難点。
光沢
光沢の場合、もとの画面と同じ様に見えるのが特徴。デメリットとしては指紋などの汚れが目立ってしまう、太陽光などの反射で画面が見えづらいこともあるので、屋外での作業はやめたほうがいいですね。
表面硬度
JISで規定されている「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」というのが正式な名称。塗装塗膜の硬さ、傷の付きにくさを数字で表すための規格になります。
Hが高くなればなるほど硬度が増します。(9Hが最大みたいです)
結局何を買ったのか
「エレコム 液晶保護フィルム 光沢」を購入しました。前回無名の保護フィルムを買って失敗したという経緯もあり、知名度のあるメーカーを選びました。
また、ブルーカットやアンチグレイなどの画面の色が変わるものも選択肢から排除し、光沢のものを選択。
実際貼ってみてどうか
いざ画面に貼ってみようとすると、かなり気泡が入ってしまい、なかなかうまく貼れませんでした。
気泡が入った箇所をなんどか剥がしながら、同梱されていたヘラを使って何度も貼り直しました。一応画面全体としては気泡はなくなりましたが、どうしても画面左上の気泡だけぬけません..。
貼ってみた感じ、色もさほど変わりないといった感じなので概ね満足しています。
ただし、直射日光が当たる場所はどうしても反射してしまうので画面が見えづらいです。
壁を背にして、光を遮りながら使うのがベストかも。