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エニアグラムとは?9つの性格診断の特徴や活かし方

エニアグラムとは人の性格を9つに分類する診断です。

エニアグラムは就職試験や適職の判断、ビジネスなどさまざまな場面に使われています。実際に診断をしてみると「こんな性格診断を就職試験のときに受けたことがある気がする」と感じる方もいるかもしれません。

エニアグラムはワークショップなどもよく行われている代表的な性格診断のひとつです。ビジネスの場などでもよく取り上げられますので、今までエニアグラムという言葉を知らなかった方でもニアミスしている可能性があります。

この記事では、

  • エニアグラムとは
  • エニアグラムの特徴
  • エニアグラムの活かし方
  • エニアグラムで自分の性格を診断する方法

4つのポイントについて解説します。

個人事業主/フリーランス/独立開業者などもビジネスに使える性格診断なので、ぜひ参考にしてください。また、記事の最後の方に自分の性格を診断する方法も載せておきましたので、ビジネスシーンなどで役立てるために、自分自身で試してみることをおすすめします。

エニアグラムとは

エニアグラムは人を9つのタイプに分類する性格診断です。心理学の一種とも言われていますが、ビジネスや就職、取引、適職探しなどでもよく使われているため、学問的なものを超えて多くの人に利用されている診断方法でもあります。

たとえば、「自分がタイプ6だ」と分かれば、タイプ6が苦手なことや得意なことを知ることで自分のビジネスに活かすことができます。また、取引相手や仕事仲間が「タイプ1だ」と分かればコミュニケーションの参考にできるはずです。

自分のタイプを知って仕事に活かす。

相手のタイプを知ってコミュニケーションに活かす。

エニアグラムを知ることにより、ビジネスに有効活用できるわけです。

エニアグラムの特徴

エニアグラムには3つの特徴があります。

ビジネスや私生活に活かすためにも、まずは特徴から順番に知って行きましょう。

特徴①エニアグラムでは9つの性格がある

すでにお話ししましたが、エニアグラムは9つの性格タイプがあります。

・改革したいタイプ1(完璧主義者)

・助けたいタイプ2(献身者)

・達成したいタイプ3(達成者)

・個性を求めるタイプ4(芸術家)

・調べるタイプ5(観察者)

・信頼を求めるタイプ6(堅実家)

・熱中するタイプ7(楽天家)

・挑戦するタイプ8(統率者)

・平和を好むタイプ9(調停者)

エニアグラムでは人間は誰しも9つのタイプのどれかに該当するという考え方をします。

たとえばタイプ7は楽しいことが好きで、辛いことや苦しいことにあまり目を向けたくないタイプです。
夏休みの宿題をそっちのけで、まずは全力で遊んでしまうタイプだと言えるでしょう。仕事においても忍耐や地道、しんどいことが嫌いなのがタイプ7の特徴です。

このようにエニアグラムの各タイプにはそれぞれ特徴があります。自分や相手のエニアグラムタイプが分かればビジネスから趣味、家族関係まで広く活かせるわけです。

エニアグラムに慣れてくれば取引相手やクライアントなどを「この人はエニアグラムの〇タイプかもしれないな」と判断できるようになり、さらにビジネスに活かしやすくなることでしょう。

エニアグラムの9つの性格タイプについては別記事で解説しています。参考になる書籍なども併せて解説していますので、ぜひ別記事もチェックしてください。

特徴②9つの性格にはさらに細かな特徴がある

エニアグラムの9つの性格はさらに細かく分かれます。

たとえば、前の見出しで登場したタイプ7。タイプ7は楽天的で楽しいことが大好き。反対に面倒なことや暗いこと、面倒なことにはあまり目を向けたがらない性格だと言われています。

ただ、世の中には純粋なタイプ7は基本的に存在せず、7は7でも隣接であるタイプ8やタイプ6のどちらかに接近していると言われているのです。

タイプ7で8に接近している人は、統率者としての側面も持っています。タイプ8はリーダー気質でやや頑固者。白黒はっきりつけたい性格です。雷親父のような印象と言えば分かりやすいかもしれませんが、平常時のタイプ8は言葉に耳を貸す柔軟さも持ち合わせています。

タイプ7のウイング8(8に接近しているタイプ)は7も楽天家な性格と同時に、8の頑固さや筋を通したいところ、リーダー気質なども持ち合わせているわけです。

このように、エニアグラムのタイプは9つに分かれた後に、さらに細かく分かれるという特徴があります。同じタイプの人でも隣接のどちら寄りかによってさらに性格が変わってきます。

自分のエニアグラムタイプを診断した後は隣接タイプを確認し、自分はどちらに接近しているかチェックしてみましょう。

特徴③エニアグラムは歴史ある性格診断である

性格診断などに対して「占いの一種」という印象を持っている人は少なくありません。

エニアグラムは昔から「より人間を知ろう」と研究されてきた学問であり、心理分析方法です。エニアグラムの歴史は古代エジプトに遡ると言われています。紀元前4500年にはエニアグラムの基礎ができていたのだとか。

古代からさまざまな研究者がエニアグラムの図形や性格分析などに携わり、近年になって一般に広く普及しました。

エニアグラムは「人間を9つのタイプに分ける占い」ではなく、「より人間を深掘りするための分析学問」であり、長い歴史を持つ心理分析・性格分析なのです。人間分析の一種の集大成として今日使われているのがエニアグラムであると言えるでしょう。

エニアグラムの活かし方

エニアグラムを知ることでビジネスや生活などさまざまなシーンに活かすことが可能です。

エニアグラムの主な活かし方について、ビジネスを中心に見て行きましょう。

自分の得意分野や苦手分野を理解できる

エニアグラムを知ることで、自分の仕事の得意分野と苦手分野を冷静に確認できます。仕事の苦手分野と得意分野を見直すことで「転職すべきか」といったお悩みの参考にもなりますし、仕事のスケジューリングなどにも活かせるはずです。

同僚や取引相手とのコミュニケーションを円滑にする

自分や取引相手、上司、同僚などのエニアグラムタイプを知ることで、コミュニケーションや営業、取引などに活かすことが可能です。

たとえば厳しいとして知られている上司がタイプ8であれば、タイプ8の性格を考えて仕事の報告や相談を徹底するなど、コミュニケーションの糸口が見えてくるはずです。

仕事のやり方を見直せる

エニアグラムのタイプを知ることで仕事のやり方を改めて見直すという活用方法があります。

たとえば、エニアグラムで自分の性格診断をしたらタイプ7だったとします。タイプ7は楽しいことが好きで、辛いことや面倒なことは先送りにする傾向にあると言われているのです。

自分がタイプ7で「確かに苦手な仕事や地道な仕事は先送りにしがちだ」と気づいたなら、日々の業務の中に1割だけ苦手な仕事を割り振るなど、改善策を検討できるはずです。

エニアグラムで自分の性格を診断する方法

エニアグラムの性格診断はネット上で簡単にできます。

エニアグラムを取り扱っているサイトの中には無料で診断できるサイトが複数あります。

個人情報などは特に入力する必要はありません。

質問事項に答えるだけで性格診断できます。

https://hoyme.jp/eniatest

エニアグラムの性格診断をする際の質問事項はどのサイトでもほぼ内容が同じになります。これは、性格診断のための質問事項が決まっているからです。

隙間時間にできる診断なので、まずは自分の性格タイプを把握してみましょう。

最後に

エニアグラムは歴史のある性格診断方法です。

エニアグラムには9つの性格があります。自分や同僚、取引相手の性格を知ることでビジネスに活かすことも可能です。

別の記事ではエニアグラムの各性格を紹介しています。自分や他タイプを知ることで、ビジネスに活かしやすくなります。ぜひチェックしてみてください。

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