こんにちは。ナオヤ(@tsubota708)です。
クレジットカードは会社によって審査基準が違います。わりと審査の通りやすいところもあれば、審査が厳しくてガンガン落としてくるところもあります。審査落ちはできれば避けたいですよね。
クレジットカードは申し込み条件やクレジットカードのタイプで、審査が厳しめか緩めかを見抜くことができます。元金融機関の職員だからこそ知っている「審査が比較的通りやすいかどうかの見分け方」を教えていただいたので、まとめていきます。
ポイントをおさえれば、金融の専門知識がなくても見分けることができますよ。
クレジットカードの審査が厳しめか優しめかを予想するための3ポイント
日本政府は消費やキャッシュレス化推進のために、新しい試みや予算の導入を進めています。さらに、日本では高齢世代の急速なキャッシュレス化が進んでいるとのこと。お金を数え間違ったり、うっかり現金を失くしてしまったりというリスクを軽減できるため、世界全体のキャッシュレス化よりも日本の高齢世代のキャッシュレス化の伸びの方が上回っているのだとか。
キャッシュレス決済の代表格的な存在でもあるクレジットカードも、次から次へと新しいカードが登場し、「お得さ」などの点でよく比較されています。特定のストアで買い物をしたり、特定のサイトを経由することでポイントがたくさんついたりするクレジットカードがたくさんあります。世の中の「これ、名前を聞いたことがあるな」というクレジットカードの多くは、上手く活用すれば大体お得です。
皆さんも自分流のクレジットカード活用法を日々考えているのではないでしょうか。お得そうなクレジットカードがあったらどんどん乗り換えて使いたい、なんて計画も考えていらっしゃるかもしれないですね。乗り換えはどんどんやってしまってOKだと思います!
お得なクレジットカードを作りたい!審査傾向を予想するために見るべき3ポイント
クレジットカードは「今まで使っていたカードからお得な方へ乗り換えたいです」で100%乗り換えができないところがネックです。申し込み後の審査をパスしなければ、クレジットカードを発行してもらうことはできません。
この審査こそが多くの人が「怖いわ~」という存在だったりします。申し込み前にある程度の審査難易度が分かれば便利だと思いませんか?
クレジットカードの審査に絶対はありません。どんなクレジットカードでも、審査落ちする時は審査落ちします。
ただ、申し込み時の参考程度に、自分が申し込みをしようとしているクレジットカードが、審査が厳しい傾向にあるのか、それとも優しい傾向にあるのか、予想することはできます。
予想のために見たいポイントは3つです。
- メンバーズカードやポイントカードのクレジットカードは優しめの傾向
- 量販店系・ネットショップ系のクレジットカードは優しめの傾向
- 申し込み条件に「専業主婦」や「年金受給者」があるかで判断
①メンバーズカードやポイントカードのクレジットカードは優しめの傾向
クレジットカードがメンバーズカードやポイントカードと一体型になっているタイプがありますよね。このタイプのクレジットカードは、比較的審査が優しめであると言われています。なぜなら、バンバン落としていては、会員が集まらないからです。
お店のポイントカードタイプのクレジットカードも、ばんばん落としていれば、「そんな店では買いませんと言われてしまいますよね。だからこそ、「厳しくできない」という実情があります。
もちろん、過去に酷い滞納歴があったり、現在進行形で色々な料金を滞納していたりすれば、審査で「ん?」と思われてしまうことでしょう。全ての人が審査を通過できるわけではありませんが、メンバーズカードやポイントカードという事情があるため、クレジットカードonlyタイプやプロパーカード(クレジットカードの発行母体のクレジットカード)よりも審査が優しめの傾向にあると言われます。
考えてみてください。最近はレンタルDCDのお店でも、盛んにシニア割引やサービスデーなどを行っていますよね。「あなたはそろそろ給与世代じゃないよね」なんて理由で審査落ちさせていたら、DVDを借りてくれる人が少なくなってしまいます。
メンバーズカードやポイントカードタイプのクレジットカードの申し込みは、継続的な顧客をゲットするお店側のチャンスでもあるのです。だからこそ、ステータスを重視したクレジットカードよりも審査は優しめ傾向であると分析できます。
もちろん、条件を満たしていなければ審査面では論外ですが、「特に滞納もないし、申し込みの条件を満たしているはずだけど・・・」という人は、あまりにビクビクし過ぎる必要はありません。
とりあえずよく使うお店のクレジットカードに乗り換えて、ポイントをお得に貯めたい。そんな人は、メンバーズカードやポイントカードと合体しているタイプのクレジットカードを狙ってみるのもオススメです。
メンバーズカード系やポイントカード系でオススメのクレジットカード
Tカードプラス
TSUTAYA TカードプラスはTSUTAYAの発行するクレジットカードです。TSUTAYAではポイント3倍というお得さの他、レンタル更新が不要という便利さもあります。TSUTAYAをよく利用する人はお得。
②量販店系・ネットショップ系のクレジットカードは優しめの傾向
インターネットショッピングの会社や量販店が出しているクレジットカードも、ステータス重視系のクレジットカードより審査が優しめであると言われます。なぜなら、「ライバルが多い」から。
メンバーズカード一体型やポイントカード一体型とも似たようなところがあるのですが・・・。量販店やネットショッピング会社は「クレジットカードをうちで作ってくれればお得に買い物ができるよ」というところを売りにしていることが多いです。もし審査落ちをガンガン出していたら、ライバル店に行かれてしまいますよね。
クレジットカードを自分のところで作ってもらうことは継続的に買い物をしてくれる顧客の囲い込みにも繋がりますので、ガンガン落とすことができないという事情があります。もちろん、信用情報がブラックな人は審査落ちの可能性がありますが、ステータス性を重視するクレジットカードと比較して審査基準は緩やかであると考えられます。
クレジットカードの審査を推測する場合は、自分の申し込みたいクレジットカードがネットショップ系や量販店系かをチェックしてみてください。
量販店系・ネットショップ系でおススメのクレジットカード
ヨドバシ ゴールドポイントカード
ネットからの申し込みで即日発行もできるヨドバシのクレジットカード。ネットショッピングでも人気のあるヨドバシなので、実店舗での買い物とネットショッピングを併用したい人には特におススメ。
>ヨドバシ ゴールドポイントカード オンライン申込はこちら!
Amazon Mastercardクラシック
ネットショッピングサイト大手であるamazonのクレジットカードです。口コミ評価も良好です。amazonで多く買い物をする人にとってはポイントを即使うことができるなどの利便性の高さが嬉しいカードです。
③申し込み条件に「専業主婦」や「年金受給者」があるかで判断
クレジットカードの中には申し込みの条件に「継続的な収入」を挙げているクレジットカードがあります。ゴールドカードやプラチナカード、プロパーカードなどに多いタイプです。こういった継続的な収入を要するランクカードやステータス性を重視したカードは、審査でも属性や収入などを厳しく見られる傾向にあると言われます。
ただ、全てのカードがどういった条件を挙げているわけではありません。審査基準はクレジットカードそれぞれです。中には「専業主婦OK」「年金所得者OK」といったクレジットカードもあります。
専業主婦は、夫には収入があるのですが、自身は基本的に収入ゼロですよね。それでもOKという条件を掲げているクレジットカードは、本人に継続収入が必要であるとしているクレジットカードより審査が優しめの傾向があります。
年金所得も一種の継続収入ではありのですが、会社から得ていた給与所得よりも金額が下がり傾向にあります。また、年金収入を受け取っているということは、年齢が高いということ。年齢がネックになる可能性があります。クレジットカードが使用料をまとめて後払いになるので、後見や死、病気といったリスクの高い高齢の方に対しては、どうしてもクレジットカード会社側は慎重になると言われます。
それでもOKということは、通常の給与所得者ならなおさらOKということですね。条件にこれらの記載がないかチェックしてみましょう。
専業主婦や年金受給者も申し込むことのできるおススメのクレジットカード
楽天カード
ネット通販大手の楽天が提供しているクレジットカードです。
CMで大々的に宣伝しているだけあって、申し込みできる人の範囲が広いところが特徴です。年金受給者や専業主婦でも申し込みOKな代表的なクレジットカードでもあります。
提携している企業が多いため、ポイントを貯めやすいという嬉しい特徴もあります。
イオンカード
こちらも、専業主婦や年金受給者でも申し込みOKなクレジットカード(イオンカード(WAON一体型))です。イオン系列のお店(マックスバリュー)などでポイント還元を多く受けられるなどのメリットがあります。イオン系列店は全国に多くあり、日用品や食材の買い出しでお世話になることも多いはずです。
イオン系列店は食材などを扱うお店が多いため、主婦層をメインターゲットの1つにしています。専業主婦をクレジットカード申し込み対象外にしてしまうと、顧客を大幅に失ってしまうことになります。だからこそ、専業主婦でも申し込みできる代表的なクレジットカードの1つとなっています。
シニア層の取り込みも積極的に行っており、シニア世代の感謝デーも行っていますよね。シニア世代の取り込みに対しても積極的だからこそ、年金受給者でも申し込みできるクレジットカードとなっています。