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COLUMN

心が疲れたときに試したい7つの方法

秋や冬は気持ちの沈みやすい季節だと言われています。

日照時間が短くなり、地域によっては雪の日も増えてしまう。天候や気温の関係で外でのレジャーも難しくなり、自宅で過ごす時間が長くなる。このような理由から「冬は気分が鬱々としてしまう」「夏から秋に移り変わると気分も沈み込んでしまう」という人が多いのだそうです。

さらに、在宅ワークだと自宅でひとり作業が多いため「一日誰とも口をきかなかった」「人と顔をあわせることや、町の賑やかさとすっかり離れてしまった」という生活を送ることも少なくありません。これではますます気持ちが沈んでしまいますよね。

気持ちが沈んでしまうと仕事の効率にも関わります。生活の気力すらなくなってしまうことでしょう。

秋や冬の気持ちが落ち込んだとき、心が疲れたときに試したい方法を紹介します。方法のいくつかは私も実際にためしてみました。体験談も掲載しますので、ぜひ方法選びの参考にしていただければと思います。

方法①心が疲れたときはとにかく眠る

心が疲れていると感じる。前向きな思考にならない。悪いことばかり考えてしまう。仕事の効率が悪くて落ち込んでしまう。このようなときに睡眠不足だったことはありませんか。

「人間はお腹が空いているときと睡眠不足のときはろくなことを考えない」

こんな言葉があります。心の疲労感は睡眠不足が関係している可能性があるのではないでしょうか。こんなときは他の方法でメンタル改善をはかるより、とにかく眠ってはいかがでしょう。睡眠不足が改善すれば自然と気持ちの落ち込みも改善するかもしれません。身体疲労や精神疲労を取り除く代表的な方法が睡眠ではないでしょうか。

特に睡眠不足でなくても、「心が疲れてやる気が起きない」「落ち込んで仕事の能率が落ちている」という場合は、何もしないことが対処法になるかもしれません。実際に私も仕事の効率が落ちている、気持ちが落ち込んでいるときに仕事をこなそうとしても効率的にできる「なぜできないのか」と考えてしまい、さらに気持ちが疲れてしまいました。

天気が悪いときに晴れを待つように、ベッドでのんびり落ち込んだ気持ちが浮上するまで待ってみてはいかがでしょう。目覚ましアラームをセットせずに眠って起きたら、スムーズに仕事ができたことがあります。ぜひ試してみてください。

方法②自分の好きな時間帯に活動する

人によって好きな時間帯があるのではないでしょうか。人間は明るいうちに活動して暗くなったら寝るものという印象があるかもしれません。しかし、中には夜の方が好きだという人もいるのではないでしょうか。また、早朝が好きだという人もいるかもしれません。

自分の気持ちが疲れてしまって物事が上手くいかないという場合は、自分の好きな時間帯に活動してみてはいかがでしょう。朝活や夜活など、自分の落ち着く時間に活動すれば、気持ちよく活動できるかもしれません。「自分の好きな時間帯は何時だろう」と考えてみてはいかがでしょう。

方法③仕事を前倒しして自由時間を多く設ける

前の「好きな時間帯」の話とリンクしますが、朝活や早朝活が好きな方は仕事を前倒しで終わらせることでメンタルの落ち込みや疲労を改善できるケースがあります。

たとえば、早朝の活動が好きだったとします。会社だとどうしても終業時間が決まっていますが、フリーランスや在宅ワークの場合は前倒しで仕事ができる人もいるのではないでしょうか。早朝に活動時間をずらして仕事を前倒しでこなしてしまい、昼頃までで仕事を終わらせる。このような仕事の仕方も可能なはずです。

この方法の良いところは、早めに仕事を切り上げられるところ。仕事を早めに切り上げることで「時間に余裕がある」「好きなことができる」「昼寝できる」など、心が追い詰められることを回避できるわけです。

心が疲れてしまったら、あえて活動しやすい時間にずらしてみる。そして、心に余裕を持たせることで心の疲労やメンタルの落ち込みを改善する。私の場合は早朝活を一時的に行ってみて、やや心に余裕が生まれましたので、この方法が疲労回復や落ち込み改善に繋がる人もいるのではないでしょうか。

方法④日常の中に軽い運動を取り入れる

運動は気持ちをリフレッシュする方法としてよく紹介されていますよね。気持ちが落ち込んでいるなら、あえて「やらなければ」「仕事が進まない」という環境を改善するために、思い切り体を動かしてみてはいかがでしょう。あるいは、自分の身体の状況にあわせた運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。

気持ちをリフレッシュさせるための運動と言われると、難しく考えてしまう人もいるかもしれません。ジムのように専門的な運動をする必要はなく、趣味レベルのスポーツをする必要もありません。仕事机の側でただ跳ねるだけでも運動になりますし、好きな時間帯に家の周りを一周するだけでもリフレッシュになることでしょう。

適切な運動量について考えると、今度はそのことで悩んでしまいます。あえて何も考えず、適切な運動量なども気にせず、動かしたいだけ適当に動いてみるといいでしょう。

人によって運動の種類は様々考えられます。私の場合は仕事中に気持ちが落ち込んだら、ipodなどで音楽を聴きながら、仕事机の側で体をぶらぶらさせたり、跳ねたりしています。たったこれだけのことでも、意外と気分が変わってくるものです。厚生労働省も適度な運動を取り入れることを推奨しています。ぜひ試してみてください。

方法⑤メンタルケアとして自然や芸術を楽しむ

メンタルケアの一貫として自然や芸術などに触れる方法があります。自然を見ているとほっと気持ちが和みませんか。また、美しい芸術に触れると、気持ち的に満足感を覚えることはないでしょうか。気持ちが疲れているときは自然や芸術に触れて、思うままに心を動かすのも良いかもしれません。

なお、芸術鑑賞の際に歴史や理屈を考えてしまうと、かえって気持ちが疲れてしまうかもしれません。あるがまま、自然体で楽しむことがコツかもしれません。

自然の中に行くことが難しい場合は窓を開けて外を眺めるだけでも気分転換になります。芸術に触れることも同じで、何となく音楽を流してみるだけでも気分転換できます。

別記事に空を眺めながら聴きたいインスト曲をまとめました。手軽に芸術(音楽)に触れたい方はぜひ活用してください。

方法⑥仕事などストレスの元になることと距離を取る

心が疲れたときにさらに負荷をかけてしまうと、さらなる疲労の元になります。心が疲れた。心身が黄色信号を出している。こんなときは仕事などストレスの元になる事柄と距離を取ることをおすすめします。仕事など心が疲れる要因と距離を取ってみると、心が自然と回復するのではないでしょうか。

ただ、問題なのはどうしても仕事などストレス要因と距離を取れないケースです。仕事を自由に休めない場合やリスケできない場合は、どうやってストレス要因と距離を取ればいいのかが問題になります。

仕事などのストレス要因となかなか距離を取れない場合は、仕事と離れる時間を増やしてはいかがでしょう。仕事などストレス要因から離れる時間を増やせば、長時間ストレスの元と関わらずに済むため、メンタルの回復に時間を割けますよね。何時もは残業するところ、残業などはせず、自分の決めた時間(会社であれば定時)で仕事から離れ、気晴らしになりそうなことをしてはいかがでしょう。

近くに温泉や銭湯などがある方は、定時で仕事から離れ、のんびりと何時もとは違う風呂に浸かってみてはいかがでしょう。良い気分転換になります。図書館などでぼんやり過ごしてみるのも良いですね。

仕事などストレス要因からなかなか離れられない人は自宅の私室や風呂ではなく、物理的に距離を取れる外に出かけてしまう方法がおすすめです。強制的に離れて、魂の洗濯をしてきましょう。

方法⑦友人や家族とおしゃべりする時間を設ける

心が疲れているときは友人や家族と思い切りおしゃべりする方法もおすすめです。ストレスの要因から離れて好きなことを話せば、気持ちもすっきりするかもしれません。新型コロナなどの感染が不安という場合はネットでのおしゃべりでもOKです。とにかく、他人と接する時間やおしゃべりをする時間、笑う時間を作ってみましょう。特に笑うこと、笑う頻度を増やすことはおすすめです。

山形大学の研究結果によると、笑うことで心に良い物質が分泌され、ストレスの原因になる物質は抑制されるのだそうです。あまり笑わない人は笑う人と比較して病気による死亡率もアップするのだとか。「笑う門には福来る」と言いますが、この研究結果を見ると納得してしまいますね。

笑うことにより精神的なリラックス効果も得られ、脳のパフォーマンスもアップするそうです。心に疲れを感じているときは意外と「仕事に追われて思い切り笑っていないな」「家族や友人と前に笑ったのは何時だっけ」ということってありませんか?

家族や友人と話すまとまった時間が取れないという人は、笑える本やネット記事など、とにかく手近なところでできる一人笑いを増やしてみるといいですね。私個人の体験としても「笑ったり、おしゃべりしたりすると、何時の間にかすっきりしているな」という感があります。

最後に

心が疲れたときは「無理にやらないこと」が重要ではないでしょうか。

無理に仕事をしよう。無理に頑張ろう。そうすると仕事の効率が落ちてしまい、「なぜできないのか」と落ち込む結果になってしまいます。心が疲れたときは「何もしない」「ぼーっとする」「自然やお風呂に浸かる」など、自分から積極的に動かず、受け身になった方がさらに落ち込むこともなく、回復に繋がるのではないでしょうか。

心が疲れたときのメンタル回復方法をいくつかご紹介しましたので、「自分はどの方法で受け身になってみようか」と考え、合いそうな方法でゆったりと心を休めてください。

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