こんにちは。ナオヤ(@tsubota708)です。
株やアフェリエイトなどの副業を会社にバレないように行うためには何に気をつけたらいいのでしょうか。そもそも、なぜ家でこっそりやっているはずの副業が会社にバレてしまうのでしょうか。
投資やアフェリエイトなどの副業を会社に知られたくない人が知っておくべき知識を3つのポイントでまとめました。
会社に副業バレしたくない人が解決しておきたい3つのポイント
世の中のアフェリエイターや株投資者の中にはサラリーマンやOLをしながら稼いでいる人がたくさんいます。そんな人たちの多くが口をそろえて言うのが「会社に知られたくない」「同僚にバレたくない」という言葉です。
自分が個人事業主の場合はバレる、バレないも関係なしです。ですが、サラリーマンやOLの場合、「副業バレしたくない」という事情はかなり深刻です。会社が副業を良く思わないケースがあるからです。
さらに、会社に知られるということは、副業収入についての税金も知られてしまうということ。税金が分かれば税金額から大体の収入を予想することができます。同僚が給与計算を行う総務部などに在籍していると「あいつ、こんなに稼いでいるのか」と所得が丸バレという居心地の悪い思いをしてしまうこともあります。
同僚に幾ら稼いでいるか知られる。勤め人にとって、心の底から嫌ですよね。何かの間違いで「あいつ、副業の株でこんなに稼いでいるんだぜ」なんて周囲に漏らされないとも限りませんしね。副業を会社や同僚に知られたくないという心理は多くの人が理解できるのでは?
と、言うことで。
サラリーマンやOLで副業している人が特に抱きがちな疑問点に、3つのポイントで切り込みます。
知られたくないからこそ、知られないための基礎知識をしっかりと知っておきましょう。
1、そもそもどうやって株投資などの副業がバレるの?
株投資やアフェリエイトを会社で堂々と行っている人は少数派ではないでしょうか。
スマートフォンで株の売買をするとしても、職場の見えないところでささっと操作する程度のはずです。「見てみて、私こんなに株で買っちゃった~」と触れ回るような人は、日本の会社ではあまり想像できませんよね。
基本的に給与額や副業などのお金に関わることは「言わない」「訊かない」ではないでしょうか。そして「知られたら居心地悪い」でもあるのではないでしょうか。副業で稼いでいる人の中には家族にさえ知られたくないと、完全にお口チャックで生活している人もいます。同僚や会社は基本的に家族より遠い関係ですから、なおさらですよね。
日本のサラリーマン兼投資家(兼アフェリエイターでも可)は、会社や同僚に内緒でこつこつとお金を稼いでいることが多いのです。それなのに、会社や同僚に副業の稼ぎがバレてしまうことが少なくありません。これは一体なぜなのでしょう?
理由はカンタンです。
税金です。住民税でバレるのです。
住民税の徴収方法には「普通徴収」と「特別徴収」の2つのパターンがあります。特別徴収の代表例が給与天引き。普通徴収の代表例は、決められた税額を自分で払いに行くことが代表例です。大体、このようなイメージで考えてみてください。
会社に勤めていると、住民税は天引きで引かれますよね。そうすると、何も手続きしていない状態では、副業分も含めて税金の通知が会社に届いてしまうことになります。この時点で会社に株投資などの副業がバレます。「自分で言い触らさなくても、税金を集める側がガッツリ会社にバラしてくれる」・・・これが副業バレの原因です。
しめしめ、所得も投資も絶対に会社にも周囲にも言わないぞ。そう思っても、副業の報酬などを払った会社から税金を徴収する側から「この人にはこのくらい払っているよ、よろしくね~」という報告を行って、徴収側から会社へと「住民税のことで通知だよ~」と連絡が行く。本人がお口にチャックしていても、大体このルートでほぼバレます。
2、株投資などの副業がバレないための方法はあるの?
徴収する側が住民税の通知を会社などにしてしまうことが副業バレの最たる原因なので、「会社へ通知が行かないようにする」ことで副業バレを防止することができます。
具体的にどうすればいいかというと・・・。
手続きをすること。
以上。
自治体の市民税課の窓口担当さんなどに「副業収入があるのですが、会社に知られたくないです」と話して、必要な手続きを取りましょう。
手続きというと難しい印象があるかもしれません。印象だけです。凄くカンタンです。
会社への副業バレを阻止したいと話すと、その場で書類を受け取ることができるはずです。その書類にチェック(あるいは〇印)を入れて提出すればOK。特別徴収から普通徴収に切り替えるための手続きです。
重要なのは、「副業分は私に通知して欲しい」「副業分は会社の関与なく払いたい」としっかり担当に話すことです。話さずに「私のところに通知を」と言うと、担当さんとの間に誤解が生まれる可能性があります。「副業している」「副業分は自分で払いたい」「副業を会社に知られたくない」というポイントをしっかりと説明しましょう。
説明さえきちんとできれば、手続き自体は非常にカンタンなので10分あれば問題なくできてしまうことでしょう。
3、気をつければ絶対に副業バレしないの?
必要な手続きをすることによって住民税関連の通知が会社ではなく自分になされるようになります。これにより副業バレを防止することができます。ただ、気をつけなければならないのは、この方法で100%副業バレを防げるわけではないということ。
基本的にはこの方法で大丈夫です。ですが、手続きをしても会社に住民税関係で通知が届いてしまうケースがあります。
ケースの1つとしては、手続きの遅れがあります。
株投資をはじめたサラリーマンが手続きせずダラダラしていて「じゃあ、そろそろやりますか」と重い腰を上げて手続きに足を運んだところ「もう会社の方に通知してしまいましたが」と言われてしまうので。
手続きは迅速さが命。特に徴収する側の「取る」時の手続きの速さは素晴らしいものがあります。株を始めた時期や手続きを先延ばしにしてしまった期間によってはすでに通知によってバッチリバレている・・・なんていうこともあります。手続きは早めに行うようご注意を。
絶対にバレたくないという人は副業をスタートする段階で手続きの締め切りを教えてもらったり、アドバイスをもらったりするために、一度担当の窓口に足を運んでおいた方が安心です。手続きの目安が見えてきますので。
もう1つのケースとしては、課税対象として認められない場合があります。この場合は会社が介在する特別徴収として扱われることがあります。通知を通して「これは副業・・・」とバレてしまうことがあるのです。手続きをしても徴収する側が「許さん」と言っているわけですからね。
基本的にきちんと手続きをすれば大丈夫なのですが、世の中に「絶対」や「100%」は存在しないという話です。早め早めの手続きでリスクを減らす努力が必要ですよ!
税金の知識は重要!副業バレの対策を切っ掛けに基礎を知っておこう
税金の基本的な知識を持っておくことは重要なことです。
フリーランス用ですが、税金や確定申告の知識を漫画でカンタンに理解することのできるおススメの書籍です。
会社員投資家も知っておきたい知識(今回の副業バレしないための知識など)も載っているので、カンタンに税金知識を養いたいという人にはベストマッチです。
副業関係の確定申告シミュレーターもあります。
普段からこういったサービスで試算して、関連知識を理解する参考にするのもいいかもしれないですね。