こんにちは。ナオヤ(@tsubota708)です。
空き時間に副業で稼ぎたい。そんな人が挑戦できる手頃な副業はあるのでしょうか。
今回は「空き時間にライターってどうなの?稼げる?」をテーマに、有名ライティングサイトである【shinobiライティング】で、1日あたりどのくらい稼げるか検証してみました。
関連記事:会社員やOLの「夜だけ副業」ニーズにあう14の副業はこれ【20時~24時の仕事】
shinobiライティングとはどんなサイトなのか
shinobiライティングは、ライター系の副業サイトです。サイト内にライティング案件が用意してあります。自分に合った案件を見つけて、ひたすら書く!書いて書いて稼ぐ!・・・これがshinobiライティングの基本。
ルールに沿って文章を書くと、ポイント(1ポイント=0.5円)をゲットできます。換金は1,000ポイント(500円)から。
前にご紹介した不満買取センターは、amazonギフト券という形での換金でした。shinobiライティングの場合は現金で振込してもらうことができます。「報酬は現金でお願いします!」というタイプの人にはおススメの副業サイトです。現金以外では、mazonギフト券、iTunesギフト、PeXポイントギフトなどに交換することができます。
shinobiライティングには、他にもいくつか特徴があります。
①案件が多種多様
shinobiライティングの案件は、かなり多種多様です。士業系の知識が必要なものから、脱毛や歯科系の案件。生活や芸能、ペット、趣味の分野など、かなりの種類があります。
サイトの案件をぱっと見て真っ先に感じたのは「これくらい種類があれば、初心者から玄人まで『これなら書けそう』が見つかるのではないか」ということです。
案件はカテゴリー別に別けられています。
ワードクラウドを使って探すこともできますよ。
たとえば、ペットの記事の中でも猫について書きたいと思ったとします。その場合、「猫」「ロシアンブルー」などの単語をワードクラウドで探してクリックすればOK。
案件が特に多いワードは、ででん!と大きな文字で表示されています。案件はかなり多種多様ですが、比較的自分に合った案件を探しやすいのではないかという印象です。案件探しのための工夫がなされているところがいいですね。
案件が見つからなくて戸惑うということがほぼないと思います(サイトに慣れないうちはちょっとあるかも?)。
②案件の数には波がある
案件の数にはかなり波があります。100くらいしかない日もあれば、1,000件以上ある日もあります。案件はどんどん追加されるので、1案件書いてからshinobiライティングのトップページに戻ってくると、いきなり案件数がドンと増えていることもあります。
案件の増減が特に激しいのが、土日祝日。それと、年末年始やお盆などの長い休みが続く期間です。この期間は月~金曜は会社員で土日はライターという人たちも加わってさくさくと案件をこなしていきます。土日祝日はお休みの人が多いせいか、案件の減りが早いなという印象を受けました。
さらに、土日祝日や年末年始はshinobiライティングの担当さんたちもお休みなのか、新規案件がほとんど追加されません。1,000件あっても、意外に1日2日で減っちゃうのです。最終的に条件の良さそうな案件や書きやすい案件、単価がちょっと高めな専門的な案件は奪い合いになります。
とは言え、月~金曜あたりは、定期的に案件が追加されるようです。「もう書くものがないよ~」という事態に陥ることは、長期のお休み期間でもなければ、まずありません。
③単価は低め
shinobiライティングの単価は低めです。1文字あたりの単価は大体0.2~0.5円くらいです。
3,000字くらいの案件で1,400ポイント~。500字の案件で、150ポイント。1ポイント0.5円なので、3,000字書いて700円程度でしょうか。
内容が専門的になると、もっとポイント数が多いこともあります。1,000文字~1,200文字くらいで550ポイントや600ポイントなどの案件もありました。不動産や法律、工事などの専門知識が絡んでくるような記事でした。
ライターとしてある程度の金額を稼いでいる人間から見れば「報酬、低っ!」と第一声で出るような単価です。ライターとして仕事を受ける場合、メインの副業サイトにするには辛いものがあるのでは・・・。
ただ、案件数が多い&種類が多いので、何かしながらの片手間にちょっと稼ぐには良いかもしれないですね。株の値動きを見ながらさくっと書くとか。
④時間制限やルールがある
報酬が付くということは、「何でもいい」「とにかく書けばOK」は通用しないということ。
shinobiライティングにはルールがあります。
基本的なルールとしては、盗用やコピペはNG。これはライターの仕事であれば共通のルールです。
自分の言葉で書くからこそ価値がある。お店屋さんがお隣の店の商品を持ってきて売ったら犯罪になるわけで・・・。自分で調べ、自分の言葉で書く。これはライターで稼ぐ上での鋼のルールです。shinobiライティングでも同じです。
この他に、shinobiライティングでは、記事ごとにルールが定められています。
たとえば、こんなルール。
◎ それぞれの欄を埋めてください。
◎ ~という言葉を〇回以上使ってください。
などなど。
中にはかなり低い単価で、やたらとルールが細かい案件もありました。
ルールは執筆をスタートする前に確認することができます。あまりに細かいルールのものは割に合わないので避けるのが吉。顔文字の使用や・・・の使用についても色々とルールがあるようなので、案件ごとにしっかりとチェックしておく必要があります。禁止事項という枠内に分かりやすいように書いてありますので。
あとは、制限時間があります。
案件をスタートすると、「〇〇時まで投稿してください」という文言が出ています。時間内に書いて投稿することになります。慣れないうちに長文に挑むと制限時間で泣くことになります。
⑤必ず報酬が付与されるわけではない
書いたからと言って必ず報酬が付与されるわけではありません。
案件を投稿したらshinobiライティングが盗用やコピペ、ルール違反はないか確認し、1週間くらいでポイントが付与される仕組みです。ルール違反や誤字脱字があまりに酷い、コピペだった等が発覚すると、不採用になります。不採用になると、せっかく書いた分のポイントがもらえません。
shinobiライティングで1カ月お試ししてみたのですが、特に不採用ということはありませんでした。ですます調やルール順守などの基本が守られていれば、不採用を食らうことはそんなにないと思われます。
ただ、せっかく書いたのに不採用になるのはすごく悔しいので、「気をつけないと不採用を食らうぞ」ということは意識しておきたいもの。
⑥好みがはっきり分かれる
ライター歴の長い人。これからライターをはじめたい人、とりあえず何か副業をしたい人。片手間に稼ぎたい人。などなど、執筆歴や事情に関係なくかなり好みの分かれそうなサイトだと感じました。
特にライター歴の長い人は、もっと単価の高い案件をどんどん受けているはずなので、文字単価を見た瞬間にやる気をなくしてブラウザバックしそうです。とりあえず副業をしたいという人の場合も、他の副業でもっと華々しく稼いでいれば地道さに辟易するかも。
「〇〇を〇回以上使ってください」などのルールにモヤッと来るライターもいることでしょう。小説などの執筆歴の長い人は、「この単語を〇回使う・・・文章がおかしくなるのでは?」なんて感じることもあるはずです。
◎ shinobiライティングのルールに馴染めるか
◎ 単価が低くても「ゲームみたいなもの」「軽く稼ぐにはいい」と割り切ってできるか
◎ 書いては投稿。書いては投稿。地道な作業ができるか
3つのポイントで、かなり好き嫌いがわかれそうです。
個人的には、「〇という単語を使わなければならない」といった制約のある(報酬付きの)ゲームみたいな感覚で挑めばいいのではないかなと感じました。
⑦練習用にはgood
shinobiライティングで2案件くらい書いてみた時点で感じたことは「これは、練習用にいいのではないか」ということです。
文字数や単語使用の回数などは案件によりますが、絵文字やですます調の使用ルールなどは、ほぼライターが受ける案件に共通のルールです。
ライター初心者が執筆案件の初歩的なルールに慣れるために有効活用できそうなサイトです。執筆速度を上げたいなどの向上心に利用するのもアリだと感じました。
⑧片手間にも良さそう
字数や案件の内容が豊富なので、「これなら書けそう」という案兼に出会うことができます。ゲームや漫画、映画のコラム案件など、自分の趣味の知識で書くことのできるような案件もありますよ。
単価は全体的に低めですが、ちょい稼ぎには良さそう。メインにするには辛いですが、片手間に稼ぐなら良さそうなサイトですね。もちろん、自分に合っていればの話ですが。
案件に挑戦する前にまずは登録!仕事を始めるまでに流れ
案件に挑戦するためには、まず登録をしなければいけません。
登録画面は色々なサイトの登録画面と似たようなタイプで、個人情報やメールアドレスなどを記入するようになっています。メールアドレスはフリーメールでも可。
登録後はshinobiライティングからキャンペーン(10案件こなすごとにポイントプレゼント等々)などのお知らせが届きます。プロバイダのメールアドレスに通知は勘弁してくれ人は、フリーメールを推奨します。
仮登録→メールが届く。メールをチェックして本登録→すぐに案件に挑戦可能。書きたい案件を探す→案件に添ってライティングして投稿→採用・不採用の審査→採用の場合は「採用」という表示が、不採用の場合は「不採用」という表示が出る→採用の場合は1週間くらいでポイント付与 という流れになります。
仮登録から本登録までは5~10分くらいが目安になります。
システム的には凄く簡単なので、1回2回書いてみればすぐに感覚が掴めるはずです。
登録が済んだら、後は書いて書いて書きまくるだけ!
書けば書くだけポイントに繋がります。本当にシンプルなシステムです。
なお、投稿用のフォームですが、ブログのようなタイプになっています。専用の投稿フォームにさくさく記入し、送信。この流れ。ブログの運営経験のある人には馴染みのあるスタイルです。
shinobiライティングで1カ月お試ししてみた!1日で稼いだ額は?
shinobiライティングで実際にどのくらい稼ぐことができるのか、1カ月お試ししてみました。1カ月のポイント総額と1日あたりの平均は以下の通り。
1カ月 : 163,600 ポイント(金額換算 : 81,800円)
1日 : 5,453 ポイント(金額換算 : 約2,727円)
今回はあくまで「空き時間に書く」という形で行いました。1日のうち2~3時間程度の挑戦になります。
日によってもうちょっと使っていたり、1件もこなさずサボったりした日もあります。目に見えてたくさんポイントをゲットしている日が何日かあったので、その日はテンションが爆上がりしていたのでしょう(多分)。
すでにライターとして活動している人は、継続的な依頼を受けていることも多いはずです。shinobiライティングで本格的に書くことはなかなか難しいと感じます。ただ、慣れているライターやshinobiライティングと相性の良いライターなら、10分の空き時間があれば、1,000文字案件をこなすこともできそうです。
ほとんどライティングをしたことがないという人でも、1時間あれば200字案件を1~5件くらいはこなすことができるはずです。自分の書きやすいテーマがドンと用意してあれば、さらにたくさん書くことができることでしょう。慣れてくれば、どんどんスピードが上がってくるはず!
毎日このくらい書く。このくらいの時間を使う。継続する。
こういった計画を立てて利用すれば、月に数万円~10万円くらいは空き時間で稼ぐことができそうだという結論です。
過去の稼ぎは履歴で確認することができます。
今月より来月・・・と自分のハードルをどんどん高くできる人は、稼ぎが目に見えて伸びるかも?
shinobiライティングで稼ぐ上での1番の注意点はこれ
shinobiライティングで1カ月頑張って、じゃあ2カ月目は空き時間でもっと上を目指してみよう・・・と、思っていたのですが。2カ月目の成果は、たったの6011ポイント。「思い切りサボっているじゃないですか!」という話ですが、これには深い深い理由があるのです。
腕が痛い。
そう、腕が痛い。
すっっっごく、腕が痛い…。
これを書いている人間は、ライターとして別に仕事をしています。他に、専門職の仕事もしています。仕事+ライター業+隙間時間でshinobiライティングをこなすという生活は、なかなか体にガツンとクルものがあります。
5,000ポイントを稼ぐためには1日に1万字超えの執筆ボリュームになります。さらに、自分の本業と別のライター業務をこなしながらですから・・・「そりゃあ腕を痛めますよね」という話。ブラインドタッチができようが、タイピングが早かろうが、腕を使うということに変わりはないわけで。
物凄くおバな結果ですが、稼いだ8万円のうちいくらかは湿布代に・・・。
本業のある人や、株などの他の副業をしながら稼ぎたい人、既にライターとして色々な案件を抱えている人。どんな人でもshinobiライティングで稼ぐことができます。ただ、自分の腕(体)のことも考えて、あまりハッスルし過ぎないことが一番の注意点ではないかと感じました。
無理のないコツコツが大切!
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