In order to educate my sensibility

COLUMN

センスが良い人、悪い人。センスを育てるには

「センスって一体なんなのだろう?」と考えた事ないですか。
センスが良い人とそうでない人の差はなんだろうと常々考えていました。

せっかくなので自分なりに考えたことや、調べてみたことをまとめてみたいと思います。

センスの正体

そもそもセンスとは、感覚や感性といった数値化できないものの良し悪しを言う事だと思う。

ファッションセンスが良い人がいるとして、同じ服を別の人が着ても同じようにセンスがいい人になれるとは限らない。

センスとは、客観的、複合的に見て”その周りと違和感がない”ことを言うのではないかと思う。

ファッションで言うならば、体型や、その人の持っている雰囲気なども、影響してくるだろう。

家具にしても、いくら良いブランド家具を買ったとしても、それに合う内装や家の雰囲気が合わなければ台無しだ。

ものが溢れる時代だからこそ選択肢が多すぎて、何を選んでいい分からない人が増えているのではないかと思う。
ここからはセンスを育てるにはどうしたら良いかと言うことを書いていきたいと思う。

センスを育てるには

まずは、平均値を知ろう。

一般的に使われているものはどんな物なのか、良くも悪くもないものとは、それだけで特別なことでもあります。

奇抜なだけでセンスがいいとは限らない。

奇抜なファッションをすることで目立ちはするかもしれませんが、それがセンスいいかどうかは客観的に見て、どう思うかということも関わってきます。

センスは知識の集積

知識を蓄え、過去を知ることで一歩先のアウトプットができる。

何かのジャンルで自分のスキルを伸ばしたいと思った時、まずはいいと思ったものをマネするといいだろう。

ファッションの場合で例えるなら、自分の背丈と雰囲気が似ている人を探し、その人が着ている服を買ってみるといった感じだろうか。

高いものを買ったけど、なんか使わなくなってしまったというのは、いい例かもしれない。

「今これが流行っているから」「インフレンサーがおすすめしていた」という理由で買ってみたけど、自分が使ってみるとどうもダサく見えてしまうというのは、総合的にみてそれを取り入れる準備ができていなかったいとうことだ。

主観的な内容ではなく客観的な情報を元に組み立てていくことが重要。

知識を効率よく得るポイント

①王道を知る

まずは「定番になっているもの」「一番いいとされているものなど」を調べてみよう。ロングセラーの商品などはまさにそれに当てはまるだろう。長年愛されている商品には理由があり、その裏側も想像しながらみてみると新しい発見があるかもしれない。

②流行を知る

王道をまず調べたら、次に今流行りのものを調べてみよう。色や形、食感、考え方、様々な観点から違いが見えてくると思います。

③共通項や一定のルールがないか考える

過去と現在をみたところで、その違いを考えてみましょう。

店舗でいうと、今はやっているお店は何がいいのか、長年地域のみなさんに愛されているお店は何がいいのか。

ファッションに関しても過去流行ったものがリバイバルしている場合もあるだろう。

センスは選択の連続

AをとるかBをとるか、はたまたCにするか、BとDを合わせてみるかなど。
様々な選択をし、その連続した判断がアウトプットとして他者評価される。

それをみてセンスが良い、なんかダサいと思うかは、その受け取り手のセンスも問われる。これまでどんなものを見てきたか、感じてきたかによっても変わってくる。

自分にセンスがないと思う人はまずは、センスが良いと思うものを見たり、実際に触ったり、作ったりすることで取り入れて行ってみよう。

まずは、まっさらな気持ちになって全てを客観的に見て、センスがいいというものを感じてみていくといいだろう。

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