こんにちは。ナオヤ(@tsubota708)です。
フィンランドに住む青年ペトリ・ルーッカイネン(Petri Luukkainen)26歳が失恋を契機に、物に囲まれた生活を一新すべく行った1年間の実験を追ったドキュメンタリー映画。
登場する家族、友人、すべて本物。ペトリを中心とするリアルな人間関係と日常生活に起こるドラマが繰り広げられる。
この映画を知ったきっかけは、石川県野々市市にある「のっぽくん」というお店で毎月映画の上映会をしているらしく、たまたまfacebookで見かけたので行ってみることにした。
2004年に公開されたスーパーサイズミーを見たことがあるだろうか。あれと同じような、見る前のワクワク感が自分には合った。
365日のシンプルライフ
ペトリがこの映画を撮る中で設けたルールは4つ。
Rule1. 自分の持ちモノすべてを倉庫に預ける
Rule2. 1日に1個だけ倉庫から持って来る
Rule3. 1年間、続ける
Rule4. 1年間、何も買わない
自分の家にあるモノをすべて倉庫に預け、毎日「自分にとって必要なモノ」を考えながら、倉庫から1つずつモノを選んでいく。
自分に必要なものは何か、その選ぶという行為は過去の自分との断捨離に近い。
「幸せになるために、人生で大切なものは何か?」という問いが常に投げかけられている感じがする。
映画の導入は、全裸の男性が雪の中を全力で走るところから始まる。
これから始まる1年に絶望しているようにも見えるし、はしゃいでいるようにも見える。
90分の映画になっているので、詳しくはここでは書かず是非見てほしいと思う。
1つだけ、冷蔵庫は大事だぞ。
さいごに
生活の中での実験は誰にでもできるし、誰にでもできない。
彼の生活環境がそれを可能にしたのだと思う。
自分の生活の中でいきなりこれをやろうと思っても無理が生じる。
まずは、必要なものをリスト化(数字化)して、それに当てはまるものを選んでいくようにしてみようかな。
近年では、ミニマリストという言葉があるが、モノを減らせばいいというわけではなく、モノとどう向かうかが大事になってきている。
日本語版んでは「365日のシンプルライフ」となっているが、原作のほうではMy Stuff(私のもの)というタイトルになっている。
今後は自分の身の回りのモノについても書いてきたいと思う。