弁護士に相談すると、相談料で万円札がすぐに吹き飛ぶ。

弁護士への相談は、かしこまった事務所に足を運んで行うもの。

こんな印象を抱いていませんか。

年号は令和へ。西暦は、東京オリンピックを目前にした2019年になりました。弁護士への相談は万札が余裕で飛ぶ。かしこまった事務所(革張りソファとか)で緊張しながら相談する。はっきり言って、こんな印象は古い古い。2019年現在は、自宅にいながら弁護士に無料相談できてしまう時代です。

いざという時に使いたい。不安な時に活用したい。

そんな時に重宝する、弁護士のネット無料相談サービスをご紹介します。

【無料相談】インターネットでOK!弁護士に相談できるサービスがある

インターネット上にはいろいろなサービスがあふれています。インターネット=ADSLやISDNだった時代には考えられないようなサービスがバンバン登場しています。しかも、当時はかなりの手数料が必要だったサービスも、現在は無料がたくさん。ネットショップやサーバーなど、無料で使えるところがたくさんありますよね。

ネットサービスで、無料。これは、何もインターネットに関わるサービスだけではありません。今まで事務所や実店舗が中心だったサービスが、ネットの方にギアチェンジしてきているのです。

弁護士の法律相談もその1つ。「時代は変わったな」と、ちょっとびっくりではないでしょうか。

しかも、弁護士に無料で法律相談できてしまうサービスがネット上に3つあるのです。これまたびっくりですね。

インターネットでできる無料相談の5つのメリット

インターネットでできる法律の無料相談には、事務所に足を運んで行う相談とは異なる5つのメリットがあります。5つのメリットとは、次の5つ。

  1. 事前に判断できる
  2. 時間のロスや行動の無駄が少ない
  3. 事前準備と弁護士費用
  4. 弁護士との相性をチェックできる
  5. 日本中の弁護士に相談できる

弁護士の無料相談のメリット①事前に本格的な対処が必要か判断できる

たとえば、あなたが腹痛になったとします。物凄く痛くて我慢できず、病院に行きました。すると病院の医師から「痛みは酷いようだが、薬も処置も必要ない」と言われてしまいました。

多くの人は、医師のような専門知識を持ちません。プロの専門知識がないと「これは病院に行くべきなのか」「すぐに処置が必要な危険な状態なのか」を判断することが難しいのです。

法律問題も同じではないでしょうか。「すぐに処置すべきか」は弁護士でなければなかなかできません。腹痛の時の医者と同じです。優先順位や早急に取りかかるべきことなども、教えてもらうことができるというメリットがあります。

弁護士の無料相談のメリット②時間のロスや行動の無駄が少ない

弁護士事務所で相談するために予約を取ろうとすると「〇月〇日まで空きがありません」と言われてしまうことがあります。弁護士事務所は、基本的に予約制。弁護士事務所の相談は弁護士との対面相談が基本になるため、ますます予約が取り難いかもしれないですね。

インターネットの弁護士無料相談なら、「予約が取れなくてずっと待たされる」ということがほぼありません。無料相談にはいくつかのサイトがありますからね。

先にインターネットで無料相談をして「これは急いで本格的に相談し、手続きした方がいいですよ」と法律のお医者さんである弁護士の診断を受けた段階で弁護士事務所の相談予約を取ることもできるため、時間ロスや行動の無駄が少なくなります。

弁護士の無料相談のメリット③事前準備と弁護士費用

弁護士事務所で本格的な相談をする前に、インターネットで弁護士に無料相談したとします。「こんな手続きをしたい」と相談したら、弁護士が「〇という書類が必要になりますね」というカンタンなアドバイスをくれました。

本格的に弁護士へと依頼する前に自分でできる書類取得などをしておけば、本格的な弁護士事務所での相談がよりスムーズに進む可能性があります。また、総合的な弁護士費用をおさえられる可能性も。インターネットの無料相談を利用することによって、弁護士との相談の前に準備ができるのです。

弁護士の無料相談のメリット④弁護士との相性チェックができる

弁護士事務所の予約を取る時点では、弁護士の人となりはわかりません。ネットの写真では好印象の弁護士でも、実際に会ってみると、相談し難かったり、苦手なタイプだったりするかもしれません。

事前にインターネットの無料弁護士相談を利用することによって、「自分とはあわないかな」というタイプの弁護士に相談してしまうことを避けられます。要するに、自分と弁護士のマッチングに利用できます。

弁護士に依頼する前に、無料相談でマッチングがはかれる。これも、ネットの弁護士無料相談サービスの大きなメリットです。

弁護士の無料相談のメリット⑤日本中の弁護士に相談できる

弁護士は、弁護士ごとに得意分野を持っています。民法に強い弁護士もいれば、刑法に強い弁護士もいます。近くに専門分野の弁護士がいなければ、困ってしまいますよね。

こんな時にネットサービスは便利です。自宅にいて、全国の弁護士に相談できます。「この問題はどんな弁護士に相談したらいいのだろう」という時も無料相談サービスが役立ちますよ。多くのサイトは問題ごとに弁護士を検索できるなどのサービスを充実させていますので。

ネットの無料弁護士相談サービス3選

ネットで弁護士に無料で相談できる主なサイトは3つあります。

弁護士ドットコム

弁護士ドットコム」は、法律知識を深めたり、過去の相談を読んだりするサイトという印象がありませんか。過去の相談事例(書き込み)を見られるということは、自分も書き込めるということ。弁護士ドットコムは、自分が困った時に「書き込み」によって、弁護士に相談することができるのです。

相談は以下の流れで可能。

  1. 弁護士ドットコムに会員登録
  2. 相談内容を書きこむ
  3. 弁護士が相談に答える

これが基本的な相談の流れです。弁護士から回答をもらった時に通知してもらえるように、メール設定なども可能。利用はもちろん無料です。

弁護士は実名で、事務所名や事務所の連絡先を公開しています。弁護士検索機能もあるため、わかりやすい回答をくれた弁護士と事務所でしっかり相談したい時も安心。無料法律相談でもありますが、弁護士とのマッチングサービスとしても優れているサイトです。

弁護士ナビ

弁護士ナビ」は、質問を投稿すると登録弁護士が答えてくれるサイトです。誰でも利用でき、もちろん無料。

  1. 質問を書いて投稿
  2. 弁護士から回答をもらう

の流れで法律相談が可能です。

かなり細かで長い相談にもしっかりと答えている弁護士が多く、困った時に頼りになりそうなサイトです。

弁護士ナビの面白いところは、各地の弁護士のブログへのリンク集があるところ。色々な県の弁護士のブログから意外な法律の知識を得ることができたり、良い発見があったりします。ブログを見て「この弁護士にお願いしたい」という弁護士が見つかるかも。

相談とはちょっと違いますが、面白いサービスですよね。

ココナラ法律相談

副業サイトとして有名な「ココナラ」。ココナラは、自分のスキルや知識を売ることのできるサイトとして、ネットで副業している人たちがよく利用するサイトです。そんなココナラの姉妹サイトに、無料法律相談サイトがあります。サイト名は「ココナラ法律相談」。

ココナラ法律相談は、匿名の書き込み形式で相談を投稿し、弁護士に答えてもらうという形式です。基本的な流れは弁護士ドットコムと同じ。

  1. 弁護士ドットコムに会員登録
  2. 相談内容を書きこむ
  3. 弁護士が相談に答える

ココナラ法律相談の良いところは、弁護士の情報が非常に豊富なところ。弁護士名や事務所名、連絡先だけでなく、夜間対応の可否や初回相談が無料かどうかなども記載してくれています。

弁護士に回答をもらったら、その弁護士の情報をチェック。「夜間対応OK」「初回相談無料」をチェックして、「よし早めに事務所に相談に行こう」と決めることができるわけです。ちょっとした質問なら、回答だけで解決することもあります。

副業サイトのココナラの姉妹サイトなので、ネットで副業している人にとっても使いやすい法律相談サイトですね。

登録無料で相談時だけ質問料を払う!24時間相談できる法律サイトも

JustAnswerは、ネット上で24時間いつでも弁護士や司法書士に相談できるサービスです。緊急時や、どうしても夜間しか時間が取れない人、不安を即座に解消したい人に向いています。弁護士事務所がお休みの土日も有資格者がサイトに常駐し、質問に対する回答を行っています。

JustAnswerの特徴は、会員登録が無料というところ。会員登録しているだけでは、料金は発生しません。質問を送信する時に質問料金の入金が必要です。料金が発生するため、専門家はかなり粘り強く疑問に答えてくれるのがこのサイトの良いところ。

なお、質問時には質問料金が必要ですが、回答に不満があれば返金請求が可能です。返金請求という機能があるからこそ、さらにしっかりとした対応が約束されていると言えます。

登録自体は無料なので「いざという時にすぐ相談できる顧問専門家を準備しておく」という感じで登録しておくと安心感がありますね。

ネットの弁護士無料相談サービスを利用する時の注意点

ネットの無料弁護士相談サービスには、メリットがたくさんあります。ただ、ネットの弁護士無料相談だけで全てが瞬時に解決するわけではありません。

ネットの無料弁護士相談サービスを使う上で注意したいポイントは3つあります。

  • 込み入った相談は基本的にNG
  • 本格的な相談では回答が変わることがある
  • 個人の特定に繋がる情報は書き込まない

注意点①込み入った相談は基本的にNG

弁護士の無料相談サービスは、あくまで「無料」。相談できるのは、「ちょっとした相談」です。何時間も弁護士の時間を独占し、資料を見てもらった上で1から10まで相談に乗ってもらえるわけではありません

「カンタンに経緯を説明して相談」

「こういった相談の場合は何を準備すればいいですか?」

「手続きは急いだほうがいいですか?」

「どんな解決法が考えられますか?」

などのカンタンな質問に留めるのがポイント。

資料を見た上で詳細を確認してはじめてできるアドバイスもあります。よりしっかりした法的判断を仰ぎたい場合は、信頼できそうな弁護士に個別相談をお願いしましょう。

注意点②本格的な相談では回答が変わることがある

ネットの弁護士無料相談は、あくまで簡易的な相談サービスです。掲示板に書き込むタイプのサイトが多いため、弁護士側に伝えられる情報も限られています。

実際にトラブルの資料を見てもらったり、よりじっくり対面で話を聞いてもらったりしたら、弁護士の回答が違ってくる可能性があります。

あくまで「限られた情報かつ応えられる範囲で弁護士が回答している」のだと理解しておきましょう。

注意点③個人の特定に繋がる情報は書き込まない

無料で弁護士に相談できるサイトは、掲示板形式になっていることも多いです。つまり、自分の書き込みと弁護士の回答が第三者から丸見えであるということ。

より詳細なアドバイスを求めたい場合、つい個人を特定されそうな情報を書き込んでしまいそうになることもあるはず。

ネットでの無料相談には限界があります。相談に熱が入って、自分や第三者の情報をネットの海に流してしまわないように。

インターネットで弁護士に無料相談できるサービスは賢く活用を

インターネットで弁護士に相談できる時代です。

ご紹介した3つのサイトは無料で使えるため、初期段階の相談に活用できます。さらに深い内容を弁護士に依頼するためのマッチングサービスとしても利用可能です。

インターネットでの相談には限りがありますが、それでも専門家にちょっとしたアドバイスをもらえるのは便利なもの。各サイトの規約や3つの注意点を守り、賢く活用してくださいね。

Web制作会社MODALITY代表、地域メディア「フクブロ」代表、ブランドYUSHIデザイナー他、いろいろしながら生きてます。 感性に響いたも、日常の出来事、自分の考えなどをまとめたいと思います。

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